諸聖人の祝日(2024年、大阪)
万聖節(2024年、大阪)
2024年11月1日 ブノワ・ワリエ神父
親愛なる信者の皆さま、
諸聖人の祝日は、万聖節としても知られており、毎年11月1日にお祝いします。
諸聖人の祝日の起源は、個々の殉教者を祝っていた初期の教会にまで遡ることができます。認められた聖人の数が増えるにつれて、一人一人を個別にお祝いするのは現実的でなくなりました。そこで、すべての聖人をたたえる一つの祝日が制定されたのです。この祝日は、8世紀に教皇グレゴリウス3世によってローマで正式に認可され、後に教会によって普遍的に採用されました。
意義と目的
諸聖人の祝日の第一の目的は、すべての聖人、特に特定の祝日を持たない聖人をたたえることであり、また、この世にいる私たちがその名前を知らない多くの聖人をもたたえることです。
(欧州に修道院がたくさんあった中世には、修道者も信徒も、ほとんどの人が聖なる生活を送り、天国に行きました)。
教会は、天上の栄光に達した多くの聖人や殉教者を認めるために、諸聖人の祝日を制定しました。
この祝日が制定されたもう一つの理由は、信徒を励ますことです。教会は、天国で待っている栄光を信徒に思い起こさせることによって、信徒の間に希望と喜びを起こさせることを目的としています。聖人たちは模範であり、執り成す者でもあり、信徒の霊的な旅路において、信徒を励ますのです。教会は、信徒に対して、自分自身の人生を振り返り、聖人たちの徳をまねることに努めるよう励ますのです。
最後に、この祝日は、凱旋の教会(天国の聖人たち)、戦闘の教会(地上にいる信徒たち)、苦しみの教会(煉獄にいる霊魂たち)が一致していることを強調します。
結論
諸聖人の祝日は、諸聖人の通功と永遠の命への希望を強く思い起こさせる日です。この日は、私たちよりも先に逝った人々をたたえ、信仰の旅路において彼らの執り成しを求めるよう、私たちを招いています。「諸聖人の元后なる聖マリア、われらのために祈り給え!」