主の御降誕(2024年、大阪)天主の御子、マリアの御子なるイエズス・キリスト

ソース: FSSPX Japan

イエズスのご誕生

主の御降誕(2024年、大阪)

天主の御子、マリアの御子なるイエズス・キリスト

2024年12月25日 ブノワ・ワリエ神父

主の御降誕(日中のミサ)

親愛なる信者の皆さま、主のご降誕おめでとうございます。

天主の御子(イエズスは天主である)

私たちは、ニケーア信経で、こう宣言します。

「われは、天主の御独り子、唯一の主イエズス・キリストを信じ奉る。
主はよろず世の先に御父より生まれ給い、天主よりの天主、光よりの光、まことの天主よりのまことの天主、
造られずして生まれ給い、御父と等しき御者なり。
よろずのものは、主によりて造られたり」。

真夜中のミサで、私たちは、メシア詩篇の、次の一節を歌いました。

「あなたは私の子である、今日私はあなたを生んだ。
聖所の輝きにおいて、明けの星の前に、私は、私のふところからあなたを生んだ」(詩篇2篇、109篇)。

福音では、さきほど、聖ヨハネ福音書の冒頭の、次の箇所を聞きました。

「初めにみ言葉があった、み言葉は天主とともにあった、み言葉は天主であった。彼は、初めに天主とともにあった。よろずのものは彼によって造られた。造られたものの中に、一つとして、彼によらずに造られたものはなかった。彼のうちに生命があり、生命は人間の光であった」。

私たちの心には、何の疑いもありません。イエズス・キリストは天主なのです。

◇マリアの御子(イエズスは人間である)

私たちが、もうすぐ歌うニケーア信経は、次のように、付け加えています。

「主は、われら人間のため、われらの救いのために、天より降り給うた。
聖霊によりて、童貞マリアより肉体を受け、人間となり給うた」。

聖ヨハネ福音書の冒頭でも、同様に、天主のみ言葉の二重の本性について、さらなる正確さを与えています。

「彼は、ご自分の家に来給うたが、その民は、彼を受け入れなかった。しかし、彼を受け入れた多くの者には、天主の子となる権利を授け給うた。(…)そして、み言葉は肉体となって、われらの中に宿り給うた」。

親愛なる兄弟の皆さま、
私たちの心には、何の疑いもありません。水晶のように明らかです。イエズス・キリストは天主であると同時に人間です。天主の一つのペルソナと二つの本性(天主の本性と人間の本性)があるのです。これがご托身の神秘のすべてです。天主は地上に来られました。天主はご自分の天主の本性を保たれましたが、童貞聖マリアの肉から、人間の本性をお受けになりました。それは、ご自分を目に見えるようにするためです。そしてもちろん、私たちのために十字架上で死なれるためでもあります。
この美しい日に、私たちの兄となられた天主を礼拝しましょう。そして、私たちを天主の子にふさわしい者としてくださるよう、聖母に願い求めましょう。アーメン。