四旬節第三週の金曜日の説教―霊と真理をもって礼拝する(大阪)

ソース: FSSPX Japan

キリストとサマリアの女

四旬節第三週の金曜日の説教―霊と真理をもって礼拝する(大阪)

2026年3月13日 イヴォン・フィルベン神父

四旬節第三週の金曜日の説教―霊と真理をもって礼拝する(大阪)

親愛なる信者の皆さま、

この福音は、聖書の中で最も美しい箇所の一つです。今日の四旬節の金曜日に全文を聞きましたから、ここで少し解説したいと思います。

「霊と真理をもって礼拝する」(ヨハネ4章24節)という一節に注目しましょう。これが問題の核心です。私たちの主は、サマリアの女と出会われます。サマリア人にとって大きな問題は、礼拝の問題です。彼らは異教徒と混血しながらも異教徒ではなく、ヤコブを自分たちの父だと認めています。彼らの問題は、エルサレムで礼拝したいのではなく、自分たちの山、ゲリジム山で礼拝したいということです。この女は、イエズスとの会話の中で、この山について言及しています。この山には神殿がありましたが、イエズスの時代にはすでに破壊されていました。しかし、サマリア人たちは同じ場所で天主を礼拝し続けました。

この問題は、サマリア人だけの問題にとどまりません。それは宗教的な誤謬、つまり人々が間違った方法で礼拝するという問題です。カトリックの宗教を除けば、神道などすべての宗教は宗教的誤謬であり、天主をお喜ばせしない礼拝行為です。宗教においては、真摯であるだけでは十分ではありません。天主がご自分を礼拝するようにお求めになった通りに礼拝しなければなりません。それは、どのような方法でしょうか。

この問いへの答えは明白です。エルサレムは旧約の時代の、一時的な礼拝の場でしたが、今はもはやエルサレムで礼拝するという問題ではなく、霊と真理をもって、すなわち真理であるキリストと聖霊をもって礼拝するという問題です。

ミサで私たちが行うことは、まさにこれです。十字架の犠牲を捧げることによって、御子と聖霊を通して礼拝するのです。真の天主を私たちに知らせてくださり、カトリック教会の礼拝に従って真理をもって礼拝する機会を与えてくださった天主に感謝しましょう。