大天使聖ミカエルの祝日の説教(大宮)

ソース: FSSPX Japan

大天使聖ミカエル

大天使聖ミカエルの祝日の説教(大宮)

2025年9月29日 イヴォン・フィルベン神父

昨日、私は、聖ミカエルが日本の二大守護聖人の一人だと知り、大変嬉しく思っています。これは、日本と私の母国フランスとの絆を生むものです。実際、聖ミカエルは聖ジャンヌ・ダルクに現れ、自らをフランスの守護者だと名乗ったのです。

ダニエル書の12章では、大天使聖ミカエルは、異教の諸国に圧迫されていたイスラエルの子らの守護者としても描かれています。

聖ミカエルは戦士であり、剣を携えています。しかし彼が戦うのは守るためです。時には攻撃せざるを得ず、黙示録ではサタンとその軍勢を攻撃する姿が描かれています。しかし究極的に聖ミカエルが戦うのは、守るため、擁護するため、特に天主の栄光を守るためなのです。聖ミカエルは何よりもまず天主の権利の守護者であり、その名前の意味は、「誰が天主のごとき者か?」「誰が天主に取って代わろうとするか?」です。聖ミカエルは天主の栄光を守るのです。

そしてこれは、天主の権利を認めようとせず、宗教を純粋に私的な問題、個人の見解として扱う現代社会において、極めて必要なことです。しかし、私たちがそのような社会に生きているのならば、聖ミカエルの精神を求めねばなりません。天主はあらゆる場所で、あらゆる国で認められ、また、あらゆる国で公的なカトリックの礼拝によって崇められなければなりません。私たちはこの状態から程遠いものの、この目標、すなわち、私たちの国々をカトリックにするという目標を見失ってはなりません。この実現のためには、日本の殉教者たちのように、福音という武器、すなわち平和と赦しと犠牲の精神をもって、しかし同時に、天主には権利があり、その権利を尊重しなければならないという大天使聖ミカエルの確信の力をもって、取り組まなければなりません

日本のカトリック信者として生きる私たちに、大天使聖ミカエルが力を授けてくださいますように。